2022年の不動産・建築市場の動向

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2022年03月21日

2022年の不動産・建築市場の動向

最近私たちの身近なもので様々なものが値上げ傾向にあります。
 
 
建築・不動産業界も同様で、どの業者さんも建築費の高騰に頭を悩ませています。

木材の需要が供給に追い付かず木材価格が急騰した「ウッドショック」、
同じく鋼材価格の急騰の「アイアンショック」、さらに原油価格の急騰の「オイルショック」 

これらの現象が同時に起こっているのです。

さらに人出不足や原油価格高騰による輸送費の高騰、半導体不足の
半導体ショック」による住宅設備の値上がりや工期の遅れ、
さらには内装材メーカーの壁紙や床材などの値上げによる工事費の高騰など、
住宅業界・建築業界は様々な外部要因に頭を悩ませています。

これらは建物を供給する側の住宅メーカーや建築業者だけの悩みであれば
いいのですが、当然様々な材料の値上げは消費者である私たちに跳ね返ってきます

つまり注文住宅や建売住宅、新築アパート・マンションなどはもちろん、
リフォーム価格も高騰してきており、しわ寄せが来るのは消費者である
私たちです。

もともと高額な建物がさらに価格が高騰し、土地価格も高くなっている状況では、
「夢のマイホーム」というライフプランのハードルがこの先どんどん
上がっていくのかもしれません。

そこで中古住宅の出番です。
中古住宅・中古マンションといった既築物件(中古物件)は、
すでに建物が完成しているため現在の建築費高騰の影響を受けません

そういった点から、最近の不動産の動きを見ていると中古物件の動きが良いよう 
見受けられます。

おそらく建築費高騰の影響なども働いて、今まで以上に中古不動産市場が
注目されているのかなと考えられます。

今まで「家を買うなら新築がいい!」と考えていた方も、このような情勢を
踏まえて中古不動産に目を向けるのもいいかもしれませんね。

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